映画『天気の子』 感想
映画『天気の子』 ようやく観てきました。
誰かに会いたい
寄り添いたい
守りたい
大切にしたい
その人の役に立ちたい
という思いは奇跡を生むんだ
と信じたくなる映画
終盤、主人公が走る、叫ぶ場面で
胸が熱くなりました
隣にかみさん居たからちょっとしか泣かなかったけど
主人公が家出した理由はどことなく共感できるところがあるし、天気に対しての考え方も分かるなぁと
映像が美しく街並みはリアリティに富み
空の描写、雨の描写が絶妙
陽が射し込んだ時の都会の風景が美しい
神社の天井画の龍が迫力があって美しく神々しいと魅入られてしまって
その背景は山本二三さんが担当されたのが分かってさすがと納得しました
この映画のような大きな奇跡は現実には起こりえず、あくまでファンタジーではあるのだけれど
小さくはあっても
人が誰かを愛おしく思う気持ちはやっぱり時として奇跡を起こすと思っていたいですね
余談
時々、こうした映画の感想について
小難しい考察を加えて評価を貶めているのを見かけるのだけれど
エンターテイメントとしてシンプルに観て感動する方が楽しいと思うのだけれど
書いてる人はそれほど自分を賢く見せたいのだろうか?
エンターテイメントを観る理由は映画であれライブであれ、そこに込められたパッションを求めているからだと個人的には思っている
理屈をこねくり回す前に感じることが大切なんだと思う