劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス|SS(sinners of the system) Case.1 『罪と罰』 感想
ここ最近、好きなアニメの劇場版が次々と公開されて楽しみがたくさん。
1月25日(金) 仕事帰りに映画館へ。
『PSYCHO-PASS サイコパス|SS(sinners of the system)』この日が公開日。
劇場は高校生~40,50代くらいの幅広い年齢の観客で満席近く、女性が多かった。やっぱり人気が高い作品。
約100年後の世界に登場する「シビュラシステム」は人間の心理状態、性格傾向を測定し、犯罪係数を算出。社会を安全に保つ犯罪を未然に防ぐためのシステム。
そのシステムの管理下で犯罪者とシステムの矛盾と向き合いつつ、それぞれの正義を貫こうとする刑事たちの葛藤。
その人間ドラマがこの作品の面白さのひとつになっている。
近未来の世界を表現するスタイリッシュな映像と音楽。
登場人物のクールなカッコ良さ。
緻密なストーリー展開。
今回の映画は1時間強。見始めるとあっという間。
面白かった。
主役は監視官「霜月美佳」と、執行官「宜野座伸元」
2月、3月と連続で公開される第2、第3弾にも期待です。
まったくの余談
この作品を観ていて思うのだけれど
シビュラシステムのような犯罪を未然に防ぐためのシステムは、今後実現の可能性はそう遠くないように思う。
昔、大学の講義で生体電流、電磁波について少し学んで、最近大学の研究機関や先端技術の展示会などに行って感じるのだけれど、人間から発せられる脳波、電磁波を検出するセンサー技術は非接触型も増え、ここ数年かなり進歩を遂げている。
センサーから得られる情報を処理する演算処理装置、システムの進化も凄まじい。
“防犯” 安全安心な街づくりと考えると必要なシステムとして、可能性は充分あると思われる。
コンピュータシステム、AIが世界を支配するという作品はこれまで多くあるけれど
サイコパスはより現実味を帯びていて、
システムが人間を裁く世界に怖さを感じてしまいます。