沖縄交通事情 知っておいてほしい7つのこと 移住者、レンタカー利用者向け
沖縄県は車社会で交通量が多く、渋滞も日常化、深刻化しています。
私自身、沖縄に移住して20年 毎日運転していて危険を感じたことなど、
県外の方が沖縄に来られてレンタカーを運転される際に知っておいた方が良いと思ったことを書かせて頂いてます。
①バスレーン
沖縄の公共の乗り物といえば バス。モノレールもありますが那覇空港ー首里 の短い区間です。
本島内を網羅しているのはバスのみです。
交通渋滞が深刻な沖縄では、バスの運行が円滑に行くようバスを優先するレーン、バスレーンが設けられています。
規制されているバスレーンを特に許可のない一般車両が通行すると交通違反となり罰金が科せられます(筆者も移住早々に引っかかり痛い目をみました)。
沖縄県警察HP バスレーン規制について
http://www.police.pref.okinawa.jp/docs/2015030300110/files/BusLane_JP.pdf
規制時間
・朝 7:30ー 9:00
・夕 17:30-19:00
実施区間
・国際通り(県庁北口ー安里三叉路)
・県道220号(与儀ー開南ー那覇高校)
・国道330号(古波蔵ー与儀)
・国道329号ー国道507号(兼城ー上間ー国場ー古波蔵)
②高速道路の制限速度が違う
沖縄自動車道は最高速度 時速80km制限です。県外の高速道路の多くは法定最高速度は、時速100km制限ですので、同じ感覚で走行していると速度オーバーで捕まることがあります。
実際にレンタカーが取り締まられているところを時々見かけます。
また、対面通行機関(南風原南~那覇空港道終点・名嘉地IC)最高法定速度は時速60 km)制限です。
それ以外に道路整備などで速度規制があったりしますので標識や電光掲示板などチェックしましょう。
③スベリやすい路面
沖縄の道路は石灰が含まれていて雨が降るとスベり易くなる箇所が多くあります。
ブレーキを強めに踏んだ時に急にグリップを失うことがあります。
雨天時は特にスピードを落とすこと、車間距離を十分取ることが大切です。
④バイク
交通渋滞が慢性化している沖縄では通勤にバイクを使う人も多くいますが、マナーが悪い人も多いです。
車と車の間をすり抜ける、車の右側を追い越す、対向車線にはみ出してくるといった行為は日常的ですので気をつけましょう。
⑤レンタカー
観光客が運転するレンタカー、「わ」「れ」ナンバーに注意しましょう。
当たり前の話ですが道が分からず、ナビに従って急に曲がってきたり、スピード落としてきたり、と危険な運転をしてしまうことがあります。
特に最近は外国人観光客も多く、日本の交通ルールに不慣れな方もいらっしゃいます。
少し距離を置いて巻き込まれないように心掛けましょう。
⑥Yナンバー
米国駐留軍関係者の車両は「Y」ナンバーで区別されています(軽自動車などは「A」)。
事故などに巻き込まれると後処理が面倒、損害賠償が支払われないという話を昔から聞きます。
事故に巻き込まれないように気をつけましょう。
ほとんどは日本の交通ルールを守っていると思いますが、まれに運転が荒かったり、とんでもないスピードで走っていく車両があったりします。
⑦おじい、おばあの飛び出しに注意
沖縄に限らずですが子供や年配の方が横断歩道ではない場所で
渡ることがよくあります。
当たり前ですが道路は交通弱者が優先です。
子供や年配の方たちに合わせた運転をしましょう。
最後に
前述の通り沖縄は交通渋滞が慢性化、深刻化しています。
その中で、我先に!と急いでも目的地に到着する時間には大して差が出ません。
せっかく時間がゆっくり流れる南国の島で過ごされるのだから、運転もゆっくり優しさと思いやりを持ってのんびり過ごして頂きたいと思います。