中島みゆき 「糸」と「二隻の舟」
最近、中島みゆき の「糸」と「二隻の舟(にそうのふね)」をあらためてよく聴いている
この2曲は1992年にリリースされたアルバム「EAST ASIA」に収録されている。
中島みゆきファンになってよく聴いたアルバムのひとつだと思う。
「糸」はそれぞれに生きてきた二人が出会い、これから愛を育んでいこうという二人の物語
「二隻の舟」は世間の荒波に揺られながら、時には引き裂かれながらも魂が引かれあい互いの愛を信じ生きて行く二人の絆の物語
アルバム収録の曲順は「二隻の舟」→「糸」
よく聴いていた頃、たぶん私自身は歌詞の意味もよく分かっていなかったと思う。
いや今でも分かってはいないのだろうなとも思う。
でも寄り添ってくれる人がいてくれて
二人で生きるようになって
以前より少しだけれど分かったような気もする
生きることは毎日戦いであり
航海のようなものであり
良いこと楽しいことよりそうでないことの方が多いのかもしれない
それでも誰かと寄り添うことで
優しく強く生きられたら
それが一番仕合わせなのだろうと
この2曲を聴いてあらためて思う。