受け継がれる沖縄アクターズスクールの魂

スーパーモンキーズ安室奈美恵、MAX、SPEEDと沖縄アクターズスクールが次々とアーティストを排出している頃、CD聴いたり、テレビでよく見ていた。

安室奈美恵さんの引退特番をいろいろ見ていて、懐かしいなぁと思い出したのが「BOOM BOOM」という番組。

沖縄テレビ制作だけれど当時の沖縄アーティストブームにのって、当時住んでいた福岡でも放送されていたので割とよく見ていた。

番組はライブに加えて、レッスンの様子をドキュメンタリーとして放送していた。

中でも覚えているのがインストラクターの牧野アンナさんが厳しい言葉を飛ばしながら指導しているシーン。

これだけ厳しいレッスンをこなしているから、若いながらあれだけのパフォーマンスが出来るのか、と感心しながら見ていた。

 

その牧野アンナさんといえば、アクターズを退社以降はスタジオ LOVEJUNXの経営と並行してAKB48グループにも振付師として関わっている。

特にSKE48は振付だけではなく、立ち上げ時からオーディションの審査員、レッスン指導と関わりが深い。

現在AKB48の中核を成すメンバーを排出しているチーム8は最初の合宿でダンス審査と指導を担当している。

それらの指導の様子はドキュメンタリー映像として放送されているが、沖縄アクターズ時代から基本姿勢が一貫しているように感じる。

これからプロとしてステージに上がる子たちへ舞台に上がるための心構え、強いハートのつくり方。

 

全力でやること。逃げないこと。立ち向かうこと。泣き言や文句を言う前にやること。

 

その気持ちはステージに上がった時の“目”に表れていると思う。

 

SKE48には “SKEイズム”とも呼ばれている初期から受け継がれているチームカラー、姿勢がある。

またチーム8も常に全力で臨む姿勢が見て取れる。

それぞれのメンバーのインタビュー記事などを読んでいると、これらは初期から関った牧野アンナさんの影響が強いと思われる。 

 

牧野アンナさんだけではなく、同じく沖縄アクターズ出身、元スーパーモンキーズの初期メンバーだった新垣寿子さんもAKB48グループをはじめ幅広く、多数のグループの振付、ダンス指導に携わり育成に努めている。

 

沖縄アクターズスクールの魂は、引退した安室奈美恵をはじめ現在一線で活躍しているアーティストが体現し芸能界に影響を与えていることはもちろん、

牧野アンナさん、新垣寿子さんら優れた指導者を通じて現在活躍しているアイドルたちの中でも脈々と受け継がれている。